【ADHD治療と漢方/札幌】発達がゆっくりの子どもにおすすめ

「子どもの落ち着きがなくて注意力も散漫。ADHDなのかも。」

「子どもがADHDと診断された。」 

「主治医から治療に内服薬を勧められたけど、子どもに精神科の薬を飲ませていいの?」

子どものことだけに不安になり、困りごとも多く、毎日心配がつきないですよね。

内服薬を検討中だけど副作用などの不安もあるという保護者の方は多いのではないでしょうか。

実は近年の研究で「ADHD治療に漢方薬が有効である」と発表されました。

ADHDの症状は漢方薬で改善することができます。

漢方薬は大人が飲むというイメージはありませんか?

いえいえ、実は子どもにこそ漢方薬のメリットがたくさんあるのです。

今回は子どものADHD治療に漢方薬をおすすめする理由と、その効果をくわしく解説していきます。

子どもにおけるADHDの特性

ADHD(注意欠如・多動症)は不注意・多動・衝動性を主とする神経発達症(発達障害)です。

落ち着きがない、物事を順序立ててできない、忘れ物が多いなどの困りごとがみとめられ、日常生活や対人関係に支障をきたします。

小児では自我が芽生え、行動が活発になる2歳頃からその特性がみられ始めます。

診断年齢のピークは8歳頃といわれていますが、保育園などで集団生活が始まるとルールになじめないことが増え、園の先生から指摘される場合もあります。

早ければ4歳頃にADHDと診断されたり、低年齢では「ADHD疑い」と診断されたりして治療が開始されるケースもあります。

ADHDは生まれつき脳の一部の機能に何らかのトラブルがあることで起こるといわれていますが、要因が複雑に絡み合っているためはっきりとした原因はまだ解明されていません。

注意してほしいのは、ご両親の育て方や愛情の注ぎ方が原因でADHDになることはないということです。

ADHDの治療方法

ADHDは脳の特性であるため、いずれの治療も症状を完全になくすことは目標とはなりません。症状を改善し、特性とうまく付き合い、日常生活を過ごしやすくすることを目指します。

ADHDの困りごとを改善する方法としては、「心理社会的治療」と「薬物療法」があります。

心理社会的治療

環境調整やソーシャルスキルトレーニング、ペアレントトレーニングを通してADHDの子どもが過ごしやすい環境や対応を工夫し、日常生活や対人関係が良好に保たれるよう支援します。

薬物療法

内服薬により神経の働きを調整し、不注意・多動性・衝動性といった特性を改善する効果が期待できます。

子どものADHDの代表的な治療薬と問題点

ADHDの治療で使用される代表的な治療薬は、以下の4つがあります。

コンサータ:不注意、多動性、衝動性を改善。食欲不振や不眠などの副作用あり。

ビバンセ:不注意、多動性、衝動性を改善。食欲不振や不眠、頭痛などの副作用あり。

インチュニブ:不注意、多動性、衝動性を改善。コンサータやビバンセで効果がなかったり、副作用が強く使用できなかったりした場合に有効。傾眠、血圧低下、頭痛などの副作用あり。

ストラテラ:目覚めが良くなり、思考がスッキリする。効き始めるまで約2週間かかることもある。食欲不振、不眠、頭痛などの副作用あり。

ADHDの治療に用いられる治療薬の多くは西洋医学に基づいて製造された医薬品であり、その効力の反面、副作用や依存性、成長への影響が心配されます。

また小児を対象とした精神科薬の投薬は、保護者の同意も必要となるため治験が難しいといわれています。近年小児に承認された精神科薬も増えてきていますが、治験の件数が少ないため成人ほど研究が進んでいないというのも事実です。

東洋医学におけるADHDの治療

健康をつくる「気・血・水」

東洋医学では「肝・心・脾・肺・腎」の五臓が人の体を構成しており、「気・血・水」が五臓で生成・代謝され体内を循環するという基本的概念があります。

気は体や精神を維持するためのエネルギー、血は血液、水は血液以外の体液をさしており、この3つの要素が五臓を過不足なく巡っている状態が健康といわれます。

病気や不調は、気血水が体のどこかで不足し、バランスが崩れることによって発生します。それゆえ全身のバランスが整うように治療することで、症状は改善していきます。

西洋医学は病気や不調に直接アプローチして治療しますが、東洋医学ではなぜ病気や不調が起きているのか、根本的原因を探し体の内側から治療します。その結果、自然治癒力を高めることにつながり、原因がわからない不調でも改善できるのです。

子どものADHD治療における漢方薬の効果

東洋医学では、ADHDの子どもに見られる不注意・多動・衝動性などの困りごとは、気の巡りが悪くなることで精神に不調が起きて現れると考えられています。

気の巡りと精神のはたらきは、五臓の中でも特に肝と大きく関係しています。

肝は気の巡りをコントロールして自律神経や感情を調整する役割があります。肝のはたらきが低下することでその調整がうまくいかず、子どもに不注意や多動、癇癪、興奮といったADHDの症状が現れやすくなってきます。

漢方薬が子どものADHDに有効とされている理由は、ADHDの症状に大きく関係している肝のはたらきを回復させ、気の巡りを正常にすることができるためなのです。

気の巡りを改善する生薬には、柴胡(さいこ)、枳実(きじつ)、厚朴(こうぼく)、香附子(こうぶし)などがあります。血を補い弱った肝のはたらきを回復させる生薬には、地黄(じおう)、当帰(とうき)、芍薬(しゃくやく)、阿膠(あきょう)などの生薬があります。

漢方薬はこれらを組み合わせて一人ひとりにぴったり合ったものを選び、ADHDの症状を改善させます。

東洋医学は「気の学問」と呼ばれるほど気を整えることを大切にしており、精神面の治療は得意分野でもあります。

肝が正常にはたらいていると、子どもの思考がまとまり気力に満ち溢れ心も体も安定します。ADHDの子どもは飽きっぽい反面、好きなことにはとことんこだわり取り組むことができるという長所も持っています。漢方薬の力で気持ちを安定させ、集中力を高めることができれば長所を伸ばすことにつながり子どもにとって大きな強みとなるでしょう。

子どもにこそ漢方薬をおすすめする理由

漢方薬は大きな副作用や依存性が少なく、子どもでも安心して服用できます。

また年齢制限により西洋薬が服用できない場合にも漢方薬は服用可能です。

先に述べたように、漢方薬は全身のバランスを整えながら症状を改善していきます。

子どもが言葉で表現しにくい「なんとなく調子が悪い」「なんとなく機嫌が悪い」という症状も、心と体を両面から改善していくことで全身を元気にすることができるのです。

子どものADHD治療に漢方薬を使用する6つメリット

・乳幼児でも服用できる。

・西洋薬に比べ副作用が少ない。

・依存性が少ない。

・西洋薬では効果がありすぎる場合に調整しやすい。

・西洋薬では効果が得られにくい食欲不振などにも対応できる。

・心と体のどちらの不調でも複合的に作用し全身を整えられる。

子どもにとって漢方薬はこんなにもたくさんメリットがあります。

もちろん西洋薬との併用も可能です。

これまで西洋薬で効果がなかなか得られなかったお子さん、これから子どもに内服治療を始めるかもしれないけれど不安がある保護者の方、ぜひ漢方薬の使用を検討してみてください。

漢方薬はどこで処方してもらえるの?子どもに合った薬局の見つけ方

漢方は病院で医師の診察を受け処方箋をもらえば調剤薬局で購入できます。

しかし保険適応になる漢方は種類が限られてしまいますし、漢方に精通してその人に合った処方をできる医師は多くありません。

おすすめは漢方専門の薬局で相談し購入する方法です。

私たちなつめ薬局は漢方専門薬局です。漢方に精通した薬剤師がおり、病名にとらわれず漢方薬本来の考え方に基づき患者様を全人的に捉え漢方薬を選びます。保険適応外の漢方薬を幅広く取りそろえており、一人一人にぴったり合った漢方薬の処方が可能です。

なつめ薬局では、厳選された生薬から煎じタイプの漢方薬を自社製造しております。 「煎じる」とは生薬をじっくりと煮出すことでその効果を十分に引き出す方法です。 病院で処方される顆粒タイプの漢方エキス製剤とは同じ名称でも効果がまるで違ってきます。

まずはお近くの漢方専門薬局で相談し、子どもに合った漢方薬を処方してもらうことが大切です。

もし近くに漢方薬局が無いという場合は、なつめ薬局では遠隔相談も承っておりますので、遠方で直接来店できないというお客様も安心して相談できます。遠隔相談では、電話やLINE公式アカウント、zoomビデオ通話を使用しています。

完全予約制になっており、一人一人じっくりとお話を伺った上で漢方薬をご提供しております。もちろんお子様の相談にも対応しております。

ぜひお気軽にご相談ください。

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