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【不妊漢方相談】39歳女性の出産報告

【不妊漢方相談】39歳女性の出産報告

札幌の漢方専門 なつめ薬局の阿部です。

今回は、出産の報告です。

日ごろから妊娠出産の報告はいただいてますが、

この方に関しては特に思い入れが強いので、紹介します。

病院の漢方薬と、他の薬局の漢方では妊娠しなかった

2018年の2月、40歳を目前にした女性が不妊症の漢方相談にきました。

それまで、病院の漢方、他の薬局の漢方、を服用し不妊治療していた人です。

漢方服用歴はその時点で4年にのぼります。

 

病院では、不妊にお決まりの当帰芍薬散エキス顆粒。

他の薬局では周期療法(生理周期に応じて使用漢方薬を変える方法です)。

を受けていたそうです。

 

当帰芍薬散自体は良い漢方薬ですが、

この方に使う漢方薬では無いように感じます。

 

周期療法も良い治療法ですが、

基本的根本的な体の状態を改善する方が優先です。

周期療法を行うのであれば、

それだけの身体状況にしてからでなければ効果はありません。

 

当帰芍薬散が不妊には良いと東洋医学会で発表されていたから・・・

とか、

周期療法は中医学の勉強会で推奨されているから・・・

とか、

ではいけません。

 

患者さん個人と向きあい、

漢方理論で分析して初めて、

必要となる漢方処方が明確になります。

ただどこかで発表された使い方をするだけでは良い結果にはつながらないのです。

漢方による不妊治療は、人本来の能力を引き出す事

私は、この方に、一般論で言えば不妊治療に用いない漢方薬を用いました。

なぜなら、妊娠云々の前に、健康力に関して根本的改善が必要だったからです。

用意したのは、その1種類だけです。

 

不妊相談なのに、用意したのは不妊に使う漢方ではない。

それでも、その方は妊娠し、無事出産までたどり着きました。

*具体的な漢方処方の構成は表記しません。人により必要な漢方成分は異なる為です。ご了承ください。

 

大切なのは、

人本来の健康力を引き出す事です。

人には本来、妊娠出産する能力が備わっているのですから。

 

特別な何かをするのではなく、

本当の意味で健康であればいいだけの話しなのです。

 

多くの人は、

現代の情報過多の世界で、

健康風味な、

まやかしの健康情報を実践し、

自ら不健康になっています。

 

医師・薬剤師など専門家までもが、

嘘か真か、真偽のわからない健康法に踊らされているように感じます。

 

情報は大切ですが人をみる方が重要です。

それが医療に従事する私たちの大前提です。

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