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漢方で治った!抑うつ症状が改善

漢方で治った!抑うつ症状が改善

「朝起きられない」「学校や会社に行けない」「夜眠れない」「やる気が起きない」「気分が落ち込みやすい」などこころの不調は誰もが経験するものです。

このようなこころの不調はなぜ起きるのでしょうか?

こころの不調は、SOSのサインです。

こころの不調を放っておくと、こころの病気など入院治療が必要なレベルに移行する可能性があります。

こころのサインに気づいたときは、早めに相談したり、対処することが大切です。

近年は精神科以外にも心療内科やメンタルクリニックなど、こころの不調を相談できる場が増えていますが、抗不安薬や抗うつ薬などの薬に頼った治療が一般的です。

薬剤には副作用や依存性があり、薬なしでは生活できなくなる危険性も潜んでいるのが事実です。

「じゃぁ、いったいどこに相談したら良いの?」

そんなふうに悩んだときには、漢方専門のなつめ薬局を頼ってみませんか?

人工的に化学合成された物質でつくられた薬剤に対し、漢方は天然の生薬を使用しているため、副作用も少なく、自らのチカラを引き出してくれます。

ここでは、漢方からみる抑うつ症状と漢方薬で改善する方法をご紹介します。

 

漢方で身体を考える

 

東洋医学の考え方の1つに「気血水(きけつすい)」があります。

体内は「気・血・水」という3つの要素から構成されており、それらの正常な働きによって健康が維持されているという考え方です。

それぞれの要素を詳しく見てみましょう。

 

「気」の要素の症状

 

「気」は目に見えない要素で生命活動を支えるエネルギーと考えられています。

「気」の要素には3種類のタイプがあります。

 

気虚(ききょ)

元気が出ない・身体がだるい・疲れやすい・日中眠気がある・食欲低下・下痢と便秘の繰り返し・むくみ・風邪をひきやすい・いろいろなことで悩み続ける

 

気滞(きたい)または気うつ(きうつ)

のどがつまる・息がしにくい・お腹がはる・ため息が出る・不安や焦る気持ちが強い

 

気逆(きぎゃく)

のぼせる・動悸・発汗・頭痛・吐き気・めまい・足の冷え

 

「気」は元気ややる気の気であり、気が少なくなると気虚や気滞、気逆の症状がみられるようになり、抑うつ状態となります。

 

「血」の要素と症状

 

「血」は身体をめぐる目に見える要素で「血液」をあらわします。

「血」の要素には2種類のタイプがあります。

 

血虚(けっきょ)

爪がわれやすい・肌がカサカサする・髪が抜けやすい・爪や肌、髪のハリがない・こむら返り・目がかすむ・不眠・集中力がない・生理不順

 

瘀血(おけつ)

顔色が悪い・唇の色が悪い・目の周りのクマやシミが目立つ・不眠・腰痛・筋肉痛・痔(じ)・月経異常

 

「血」は血液のみではなく、血液がもととなっている脳や筋肉、爪、髪、皮膚なども含まれます。

主に心臓、肝臓、腎臓でつくられ血が少なくなると血虚、瘀血の症状がみられるようになり、栄養が足りない状態となります。

 

「水」の要素と症状

 

「水」はヒトの身体の6~7割を占めています。

「水」の要素は1種類です。

 

水滞(すいたい)または水毒(すいどく)

のどが渇きやすい・むくみ・悪心・嘔吐(おうと)・鼻水・乗り物酔い・発汗・頻尿

 

「水」は環境にも左右され、海に囲まれ、梅雨や台風などで比較的多湿な日本では、体内の水のかたよりが生じやすいといわれています。

 

漢方でこころを治療する

「気・血・水」を整えるために効果があるといわれている対処法をそれぞれの要素別に詳しく見てみましょう。

 

「気」の要素に効果がある対処法

「気」の要素には3種類のタイプがあります。

 

・気虚(ききょ)

温かく消化が良いものを摂り、十分な睡眠をとるようにしましょう。

天ぷら、揚げ物などの油っぽい食べ物は避け、ゆっくり食べることを心がけましょう。

 

気滞(きたい)または気うつ(きうつ)

柑橘類や香りの強いハーブを取り入れた食事をとりましょう。

味の濃い食べ物や辛い食べ物、冷たい食べ物は避けましょう。

 

気逆(きぎゃく)

アルコールや香辛料は控えましょう。

腹式呼吸をしたり、ぬるめのお風呂でゆったり身体を温めましょう。

 

「血」の要素に効果がある対処法

 

「血」の要素には2種類のタイプがあります。

 

血虚(けっきょ)

夜更かしや目を使う作業は避けましょう。

黒ゴマ、黒豆、プルーンなどの黒色食材をとるように心がけましょう。

 

瘀血(おけつ)

冷たい食べ物は避け、食物繊維が多い食材をとるように心がけましょう。

運動や入浴で身体を温め、血行を促進しましょう。

 

「水」の要素に効果がある対処法

 

「水」の要素は1種類です

 

水滞(すいたい)または水毒(すいどく)

水分を摂りすぎないようにしましょう。

白砂糖など甘いものは身体を冷やす作用があるのでなるべく控えるようにしましょう。

身体を温める作用がある根菜類や生姜、発酵食品を摂るように心がけましょう。

 

1人ひとりにあった漢方薬をつくってくれるなつめ薬局

 

精神科や心療内科、メンタルクリニックを受診するほどではないけれど、こころの不調を感じている。

そんな方におすすめなのは、1人ひとりの状態を丁寧に聞きとり、自身のチカラを引き出してくれる漢方による治療法を提供してくれる漢方専門のなつめ薬局です。

漢方専門のなつめ薬局では、厳選した生薬から自社製造している煎じタイプの漢方薬を提供しています。

顆粒や錠剤・シロップタイプの漢方薬と比較すると名称が同じ漢方薬でも効果がしっかりしているのが特徴となります。

何かしらこころの不調を感じている人は、気軽に相談してみてはいかがでしょうか?

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