【掌蹠膿疱症】を改善する漢方専門 なつめ薬局/札幌

皆さんは、掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)という病気をご存じですか?
ご存じの方は、すでに病院で診断を受けたか、お近くに掌蹠膿疱症と診断を受けた方がいるのだろうと思います。

札幌のなつめ薬局では、掌蹠膿疱症の患者様を漢方薬で治療しています。

こちらの記事で治療に成功された方の例をご紹介しています。併せてご覧ください。

この記事では、掌蹠膿疱症とはどのようなものであるか、西洋の治療と東洋の治療の違いは?などを記載しています。

掌蹠膿疱症とは

掌蹠膿疱症とは、手の平や足の裏に膿疱(膿がたまる)が無数にできる病気です。
進行するとかゆみと痛みが強くなり、骨関節炎の合併症を起こすと日常生活を送れないほどの痛みが現れます。
膿の中に菌は入っていないため、身体の他の部位やほかの人に感染することはありません。

掌蹠膿疱症の原因

西洋医学の観点でいえば、詳しい原因についてはわかっていません。
しかし、歯や鼻などの外の環境と接する箇所に細菌による慢性炎症(病巣感染)が原因になる場合や金属アレルギーが原因となる場合があるようです。

東洋医学の観点でいえば、皮膚に関係する「肺」と免疫に関係する「腎」の機能が低下していると考えます。
また、掌蹠膿疱症のかゆみや皮膚の赤みは炎症と考えられ、炎症は身体の中の「熱」や「湿」が盛んな「血熱」「湿熱」の状態で起こりやすいとされています。

掌蹠膿疱症の治療

西洋医学の場合

西洋医学で掌蹠膿疱症の治療をする場合、掌蹠膿疱症の原因が病巣感染や金属アレルギーなどであれば、まずはその原因を取り除きます。

病巣感染や金属アレルギーなどの要因がない場合は、対症療法になります。
かゆみが強い場合や新しい皮疹が出る場合には、強いステロイド軟こうを使用します。免疫抑制剤を使用することもあります。
良くなってきたら、弱いステロイドに移行するなど基本的には外用療法がおこなわれます。

東洋医学の場合

原因となる「肺」や「腎」の機能を補い、「熱」や「湿」をさばく漢方薬で対応します。
東洋医学の治療は、対症療法と異なり本治(根本治療)になります。
どの漢方薬が良いのだろうか、と思われる方もいらっしゃると思いますが、漢方薬は体質に応じて同じ症状でも処方が異なります。
そのため、「掌蹠膿疱症にはこの漢方薬」とはなりません。

掌蹠膿疱症を早く改善するために|養生ポイント

対症療法でも、漢方薬による治療でも体が整えばその分改善も早くなります。
掌蹠膿疱症では、生活習慣の改善も治療の一環とされますので、以下のことに気を付けて生活を見直してみてください。

  • 食事は和食中心にする
  • 夜更かしをせずに良質な睡眠をとる
  • アルコールや香辛料など、刺激の強いものは控える
  • 煙草はできればやめる。無理なら本数を減らす

一気にすべてを改善するのは難しいことだと思います。できることをできる範囲で始めてみてください。

生活習慣を改善してもなかなか症状が治まらないという方は、漢方薬による治療も考えてみてください。
先ほどちらっと述べましたが、症状が同じでも人によって処方される漢方薬は異なります。
それは、体質と症状の原因が人によって異なるからです。
漢方薬を専門に扱うクリニックや薬局で、詳細な聞き取りからあなたに合う漢方薬を処方してもらいましょう。

お近くに漢方相談をしているクリニックや薬局がない場合は、なつめ薬局へご相談ください。
なつめ薬局では遠隔の相談も受け付けております。

ご相談者様の声

S.S様 (初回相談時31歳 女性)

私の場合は29歳頃からでした。最初は小さなプツプツでしたが、かゆみのある水ぶくれ?が出始めました。そのうち、水ぶくれが黄色くなって、かゆみが強くなって、周りの赤味が強くなって・・・とドンドン悪化していきました。病院で塗り薬を出してもらって一年くらい様子を見ましたが、一時期良くなりましたが、結局悪化しました。他の方法で何かないかと思い漢方のなつめ薬局さんに相談しました。タバコやめて、とか、お惣菜もやめて、とか、結構、生活習慣の改善が大変でしたが、今思うと良かったんだなと思います。漢方薬と生活改善を初めて半年ぐらいでかなり楽になりました。今は漢方を減量して経過を見ていますが、近々卒業できるかな?と感じてます。

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