【不妊と漢方/札幌】赤ちゃんが欲しいと願う人必見!妊活を成功させるための食事

札幌の漢方専門 なつめ薬局の藤本です。

妊娠・出産を願う方は、何かしらの妊活に取り組んでいると思います。
様々な情報があり、何が本当で、何を信じたらよいのか迷うことがありますよね。

今回は基本に戻り、妊活における食事についてです。

妊活の中でも食事は最も重要な役割を占めます。
食事をしっかりとるかどうかによって、妊活が成功につながると言ってもいいくらいです。
「赤ちゃんが欲しい」という目的のために、今一度ご自分の食生活について見直しましょう。

栄養のバランスをしっかり整えて食事を摂ることが大切

赤ちゃんを授かる為に、食生活上で一番大切なこと。
それは栄養のバランスを整えて食事を摂るということです。
肥満気味の人は妊娠しにくいと言われていますので、体重を減らすことが必要です。
ですが、痩せる事に注意が集中して糖質や脂質の多い食品を抜いてしまうと他の妊活に大切な栄養素も不足してしまうことがあります。
ですので、バランスを崩すような食事ではなく、全体の食事量を少なくするのが正しい方法です。

また、間食にお菓子を食べてしまう人もいますよね。
本来は間食をしないのが一番です。
それでも、どうしても食べたくなる人は、食物繊維の多い果物や芋類に変えたりする等の工夫をするとよいでしょう。
食物繊維には体内の老廃物を排出してくれる効果があるので、体内環境の正常化が期待できます。
栄養のバランスを整えて女性が健康な体でいることは妊活を行うにあたってとても重要なことです。

食事については基本に忠実なのが一番です。何を食べれば妊娠できます。という事はありません。
ご飯やパン類、麺類などの主食、魚、肉、卵、豆腐や納豆などのたんぱく質食品を中心とした主菜、野菜を中心とした副菜をきちんと食卓にそろえ、栄養のバランスをしっかり整えて、妊活に臨みましょう。

妊娠前から必要な栄養素【葉酸】とは?

葉酸という栄養素はご存知ですか?
「妊娠中はもちろん、妊娠前からも積極的に摂るように心がけましょう!」
と言われている程、妊娠を望む人にとっては大切な栄養素です。
この葉酸は、胎児の器官や臓器などが正常に生育するために重要な働きをし、先天性の異常である神経管閉鎖障害を予防する働きもあります。
また葉酸が不足することにより、貧血を起こすこともあるので、かなり重要度は高いです。

この葉酸。その重要性・認知性から、サプリ会社がせっせと製品を作って販売をしておりますが、葉酸はサプリメントや健康食品で取るよりも、食事から摂取する方が良いです。
肉類や卵黄、緑黄色野菜や豆類にも多く含まれていますので、日ごろから食卓に取り入れるように工夫をしてみましょう。これは葉酸に限った話ではありません。食事でとれるものは食事でとった方がいいのです。

体を温めておくことは大切 体を温める食品とは?

赤ちゃんを授かる上で、もう一つ重要なことがあります。
それは体を温めておくことです。
女性には結構冷え性に悩まされている人が多くみられます。
手や足の先が冷たく感じる人もいるでしょう。
手や足だけでなく、臓器も冷えていると、うまく排卵されなかったり、着床しにくく赤ちゃんが育たないなどの障害もでてくることがあります。
腹巻や靴下などを履くことも冷え性を改善する方法の一つですが、外側から温めるのでは限界があります。
大切なのは内側から体を温める事です。
身体を内側から温めるには、体を冷やす食材の摂取を減らし、体を温めてくれる食品を上手に取り入れることが大切です。

では体を温める食品ですが、まず一つ目は生姜や唐辛子などの香味野菜です。
生姜湯はポカポカ体を温める飲み物だということは誰もがご存知のところでしょう。
生姜湯にかたくり粉などでとろみをつけるとさらにおいしくいただけますね。
その生姜、料理に使ってもいい味を出してとてもおいしく料理を食べられるところが利点です。

漢方的な知識としては、生姜は生のものを使用するよりも、一度蒸して乾燥させたものがお勧めです。
温める力がググっと上がります。

唐辛子の辛味も煮物や炒め物にちょっとしたアクセントとして入れるといいですね。

とは言っても、何事もバランスが大切です。

ちなみに、

寒いところでとれた食品においては体を温めてくれる作用があったり、南国の温かいところで取れるものに関しては体を冷やしたりする性質がある事も知っておくと便利です。
今の時代、本来は夏に取れる野菜であっても冬にスーパーに並びます。
冬に夏の野菜を食べると冷やす性質により冷えが加速する恐れがあります。
全く食べないというのでは無いのですが、むやみに取りすぎないように気を付けることが大切です。
また、暑い時には、冷たいものや飲み物を取りたくなりますが、冷たいものは控えましょう。
身体の内側から内臓を冷やしてしまいます。食事は常に暖かいを、飲み物は常温を心がけてください。

妊活に漢方は大丈夫?驚きの漢方パワーとは?

妊活を成功に導くための要素として食事は最重要です。
含まれる栄養素だけでなく、食べ物の性質や取り方、バランスを意識する事が必要です。
とは言っても、毎日、毎食、整えるのは現実的には困難であります。
その時に活躍するのが漢方薬です。

漢方は言うなれば野菜スープです。
妊娠・出産を自然に促すことはもちろんですし、不妊症の原因となる疾患や状態を改善することも期待できるスーパースープです。
冷えている人には温める内容を、血流改善が必要な方には血流改善を促す内容を用います。

もちろん、食事に気を付けながら漢方服用が最高に良いですが、現代は女性も働いている場合が多く、食事を作ることに時間をかけられない方も多いです。
その部分を漢方薬スーパースープで補うのが、現代に合わせた漢方の賢い活用方法です。

漢方は、粉タイプや錠剤タイプ、シロップタイプなどが主に流通しています。
病院でもらうものも、市販されているものも、ほとんどがこれらのタイプです。
ですが、これらのタイプは、妊娠・出産を目指すのであれば、あまりお勧めはしません。
理由は、様々な添加物が入っているからです。

もちろん、使われている添加物は、認可を受けた成分ですが、妊娠・出産を目指すのであれば、あまり摂取しない方がいいのです。
漢方薬は、シンプルに、生薬(原料)だけで構成された煎じタイプがもっとも適しています。

私たち、札幌の漢方専門 なつめ薬局は、完全予約制の漢方専門薬局です。
妊娠希望の相談を多数受けており、漢方を用意するだけではなく、相談者様の生活習慣・環境など、様々な状況を考慮したアドバイスもしています。

子宝相談は、妊娠前から出産後エイジングケアまでが大切です。
私たちとともに不妊症を乗り越えたい方はご連絡ください。
ご予約は非常に込み合っておりますので、日時が、ご希望に添えないケースも多いです。
早めのご予約をお勧めします。

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