札幌の漢方専門薬局の阿部です。
皆さんは、排尿トラブルで悩んだことはありませんか?
- 排尿時に不快な感じがする。
- 尿の回数が異常に多い。
- 排尿時(排尿終わり頃)にしみるような痛みを感じる。
このような症状があったら、膀胱炎の恐れがあり、そのまま放置すると、腎盂炎という腎臓の病気になる恐れもあります。
ここまでくると、腎臓の働きが悪くなり透析になる恐れすらでてくる場合があります。
膀胱炎の症状と原因
多くの場合、膀胱炎は、膀胱の中で細菌が繁殖し、膀胱の粘膜に炎症を起こす病気です。
一度かかってしまうと癖になりやすい病気であり、何年にもわたって何回も繰り返し膀胱炎が続いているという方も多くいらっしゃいます。
通常は、膀胱内に原因菌が入り込んだとしても、尿とともに膀胱の外へ出される等防御機能が働いて膀胱炎にならないようになっているのですが、おしっこを我慢したり、ストレスや睡眠不足、冷えなどで体力が落ちていたりすると防御機能がうまく働かず、膀胱の中で細菌が繁殖し膀胱炎になってしまいます。
膀胱炎になると、おしっこが近くなったり、排尿時の痛みや不快感、おしっこが白く濁ったり、血尿が出たりするようになります。
膀胱炎が悪化すると、腎盂腎炎という状況になります。
これは細菌が膀胱よりも深くに侵入し、腎臓で炎症を起こした状況です。
腎盂腎炎になると、膀胱炎の症状に加えて、熱が出て、背中や腰など痛みが出てきます。
ここまでくると大変危険な状況で、細菌が全身に拡がり、命の危険を伴う恐れもでてきます。
膀胱炎は女性に多い病気。その理由とは?
膀胱炎は女性に多い病気です。
女性の場合、肛門から膣にかけて細菌が棲みついており、そこから、尿道、膀胱、腎孟へと侵入します。
尿道が男性に比べて短いので、膀胱に細菌が侵入しやすいのです。
さらに、膀胱炎は20~30代の若い女性にも多発しています。
その原因として、トイレを我慢し膀胱内で原因菌の繁殖が起こってしまったり、性行為から細菌感染が起こったりという事が挙げられます。
膀胱炎の治療と予防
膀胱炎の治療には、抗生物質や抗菌剤などが使われます。
早い人の場合、薬を飲んでから2~3日で、痛みやトイレが近いといった症状は良くなります。
ただし、自覚症状が良くなっても原因菌がまだ生き残っている恐れがある為、1~2週間ぐらいは薬の服用を続けるのが基本です。
また、膀胱炎の治療と合わせて、膀胱炎の予防に大切なのが日常生活の注意です。
次のような点に注意をしましょう。
1.局部を清潔に保つ
排便後、後ろから前に向かって局所を拭くと尿道に細菌感染が起こりやすいので、前から後ろに向かって拭くようにしましょう。
2.水分を多めにとる
膀胱炎は、排尿時の痛みが辛いので水分を控えてしまう方がいますが、尿をたくさん出すことは、菌を洗い流して膀胱炎を予防・改善するためにも大切です。
3.トイレは我慢しない
トイレはできるだけ我慢しないようにしましょう。
我慢を続けていると膀胱での雑菌を繁殖させてしまいます。
4.からだを冷やさない
からだが冷えていると、膀胱炎は起こりやすくなります。
薄着がちな人や、クーラーの効いた職場で過ごしている場合は気を付けなければいけません。
重ね着や腹巻き、湯たんぽ等を活用して冷え対策をしていきましょう。
上記のような注意をしていても、感染性の膀胱炎を繰り返す場合、もしくは、膀胱炎の症状があるのに原因菌が検出されず抗生物質の治療では効果が無い場合は、そもそもの身体の機能を正常化し、治癒力や免疫力を高めていく必要があります。
繰り返す膀胱炎の対策は?
膀胱炎を繰り返す人、抗生物質が効かない人、は身体の防御機能を高める必要があります。
生活習慣の見直しはとても大切な事ですが、それだけでは改善・予防できないというのも現実には多々あります。
そのような時に、有効な手段として漢方薬があります。
漢方は、原料として主に植物を使用しています。
植物を組み合わせて使用することで、改善力を増加させ、健康の土台を作っていく働きがあります。
しかし、膀胱炎だからこれを使えばよいと決まっているわけではありません(ここに関して、一般の方はもちろん、医師も薬剤師も勘違いをしている人が多いです。この病気にはこの漢方と決め打ちするのは間違いです)。
一人一人の状況に合わせて使用する必要がありますし、何より煎じて飲むタイプでなければ効果が薄いという現実もあります。
現実には、煎じの漢方を用意してくれるところは多くはありません。
本格的な自社製造漢方薬を手に入れる方法
では、煎じの漢方薬はどこで手に入るのでしょう?
実は、自社製造の煎じ漢方薬は、病院では手に入りません。
限られた薬局でのみ購入できます。もっとも効果のある漢方薬は病院ではなく特別な薬局になります。
北海道であれば【漢方専門 なつめ薬局】で手に入れることができます。
なつめ薬局であれば、煎じタイプの問題点である、「煎じる手間」は薬局で引き受けてくれるので、患者さんは、服用時間に飲むだけという手軽さです。
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