【妊娠・漢方相談/札幌】妊活・不妊治療の前に妊娠確率を上げる方法

  • 妊娠したいと思うけれど、なかなか妊娠できない。
  • 病院で本格的に妊活を始めようと思っている。
  • 現在、不妊治療をしているが、妊娠の確率を上げるために並行してできることをしたい。

そう考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

病院で本格的な不妊治療の前に、また、不妊治療をしている方でも、妊娠の確率を上げるためにできることがあります。

この記事では、

「妊娠しやすいからだの状態とはどのような状態なのか?」
「日常生活でできるからだを整える方法」
「不妊治療と並行して漢方の使用をおすすめする理由」

などについてお伝えしていきます。

妊娠しやすいからだの状態とは?

中医学では、気・血・液の「バランス」と「巡り」が整っていることが、健康で妊娠しやすい状態と言われています。
つまり、心身が整っている(生理が規則正しくある。
血流がよく、からだが冷えていない)など、気・血・液の滞りがなく、元気な状態です。

そして、妊娠するには、「腎」が衰えていないことも重要なポイントとなります。

東洋医学の「腎」とは、からだ内の老廃物や不純物をろ過し、尿をつくりだす腎臓としての臓器というだけでなく、更に広域な働きがあるとされています。
生殖・成長・発育など生命に関わりが深く、妊娠に重要な生命力のもとになるのが「腎」です。

妊娠に重要な「腎」が弱るとどうなるの?腎の働きをよくするための注意点とは?

腎が弱ると、関連がある臓器に、さまざまな症状が現れます。

  • 不妊/その他、生殖器の疾患
  • 排尿障害
  • 髪が抜ける/白髪が増える
  • 歯が弱くなる
  • 耳鳴り
  • めまい など

腎は寒さに弱く、からだを冷やさないことが大切です。

また、腎は、不安や恐怖に関連があると言われています。
ストレスや不安を必要以上に感じている場合は、腎の働きが弱る原因の1つとなります。

妊活中は、からだを温かく保ち、日常的に感じるストレスや不安、恐怖を取り除き、生殖に重要な腎の働きを改善していきましょう。

妊娠しやすいからだづくりのために日常生活でできること

気・血・液のバランスと巡りが整い、腎が働くからだになるために、「日常生活でできること」とは、なんでしょうか?

まず、大切になるのが、食事、睡眠、運動をはじめとする生活習慣を整えることです。

日常生活で取り入れた方がよい習慣は人によって異なる部分もありますが、今回は、どのような方にも共通する生活習慣の改善方法を一部ご紹介します。

【食事】よく噛んで適量を食べる

よく噛むことで胃腸への負担を少なくし、食事でとった栄養を吸収しやすくします。

また、食べ過ぎることによって、胃腸が常に働いている状態になると、からだに熱が過剰に発生し、不妊の原因となるのです。よく噛むことで、しっかり満腹を感じ、食べ過ぎを防ぐことができます。

人間のからだは食べ物によってつくられます。
からだにいいものをたくさんとっても吸収できなければ意味がありません。

栄養をしっかり吸収できるよう、よく噛んで適量をゆっくり食べましょう。

【睡眠】23時までには寝る

妊娠を希望する方は、できれば22時には布団に入り、からだをゆっくり休めましょう。
遅くても23時には眠りについていることが理想です。

23時から明け方にかけて、からだは、睡眠をとっている間に、血を増やしたり、浄化したりします。
からだの老廃物を集め、細胞の修復をしている時間となるため、妊娠しやすいからだをつくるには、この時間は深い睡眠に入っていることが大切です。

また、良質な睡眠のためにも寝る前には、テレビや携帯などの電子機器からのブルーライトを遮断するようにしましょう。

【運動】適度な運動をする

適度な運動を心がけましょう。
運動をすることで、気・血・液が全身を巡り、老廃物などの滞りがない、温かいからだをつくります。

しかし、運動は大切ですが、その人にあった「運動量」を見極め、継続して行うことが必要です。

ご相談にこられる方にも、運動はからだに良いと思い、ランニングなど激しい運動をされている方がいらっしゃいました。

実は、自分の気・血・液のエネルギーの大きさやその時のからだの調子によって、「適度な運動」の内容は異なります。

その方のキャパシティを超える運動をしている場合は「妊娠のために必要なエネルギーを使っている」という場合もありますので、自分のからだにあった、適度な運動を心がけることが大切です。

生活習慣を整えるだけでも、腎や気・血・液のバランスを整えることができ、妊娠できる方もいます。

病院での本格的な治療を行う前、また不妊治療を現在されている場合もまずは、ご自身にあった方法で、生活習慣を整えてみましょう。

長年のさまざまな原因の蓄積で「気・血・液」のバランスが大きく崩れているときは、漢方をつかって足りない部分を補う、もしくは過剰な部分を取り除くなどをして、本来のからだの状態になるよう、働きかけることが妊娠への近道となることがあります。

漢方を妊活・不妊治療に並行して使うのをおすすめする理由

妊活中の方や、不妊治療をしている方が妊娠しやすいからだづくりのために漢方はおすすめです。

なぜなら、漢方はからだ本来の機能や自然治癒力を改善する助けとなるものだからです。

妊娠を望む方の中には、自然なものでからだを整えるのを望んでいる方も少なくはありません。
漢方は植物の根や実、花、種、動物や鉱物などが原材料となります。
自然なものから作られるので、妊活中の方にも安心です。

また、現在すでに病院で不妊治療をおこなっている方も、下記のようなメリットがあるため、漢方薬を並行して取り入れることをおすすめします。

  • 卵巣の機能の改善や子宮内膜の増殖を助け、より妊娠の確率を上げることが期待できる
  • 不妊治療で使用する病院の薬の副反応を抑えることもできる
  • 不妊治療薬と漢方の相乗効果も期待できる

不妊治療と並行して漢方を考えている方は、一度お近くの信頼できる漢方薬局に相談をしてください。
その際にはより効果の高い「煎じ薬」の処方してくれる薬局をおすすめします。

「近くに薬局がない」という方は、なつめ薬局にご相談ください。
オンラインでのご相談も承っています。

妊娠の確率を上げるために、「これだけを飲んでいれば大丈夫」というものは、残念ながらありません。
その人のからだに合わせた方法で、日常生活の中でからだを整えることが全ての基本となります。

「日常生活を整えた方がいいのはわかっていても、今の生活環境では、どうしても実行するのが難しい」など、人により、色々な事情があるものです。

なつめ薬局では、カウンセリングで、生活スタイルなど背景からしっかりお聞きし、優先順位をつけながら、その方に合わせた漢方の処方や運動や食事など妊娠に向けての生活改善のご提案を行っています。

厳選した薬草から自社製造で製造する漢方専門薬局のなつめ薬局にぜひ、お気軽にご相談ください。

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