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夜間にスマホを使うと妊娠に悪影響?妊活に活用したい子午流注と漢方

夜間にスマホを使うと妊娠に悪影響?妊活に活用したい子午流注と漢方

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そろそろ赤ちゃんを迎えたい、妊活しているけれどなかなか妊娠しないなど、妊娠については多くの女性が関心を持っていると思います。

これから妊娠を考えている方で、知っておいてほしいことの一つに、夜間のスマホ利用の影響があります。

夜間のスマホ利用は妊娠を遠ざける可能性があると知っていましたか?

今回は夜間のスマホ利用が及ぼす弊害と、妊娠に向けた東洋医学流の体の整え方をご紹介します。

 

 

夜間のスマホ利用が妊娠率に影響する?

 

寝る前にスマホを見るのは良くないと聞いたことはありますか?

スマホから発せられるブルーライトのことは聞いたことがあるけれど、眠れないこともないから気にしていないという方は多いかもしれません。

 

ブルーライトが睡眠に本当に悪影響を及ぼすのか調べた実験があります。

ブルーライトをカットする眼鏡をかけた人とかけていない人が、就寝一時間前にスマートフォンを見るという実験です。

実験結果は、眼鏡をかけていない人たちの総睡眠時間が減り、午前中の活動度が低いというもので、ブルーライトは睡眠に良くない影響を及ぼすことが判明しました。

 

そもそもブルーライトとは、太陽光に含まれている青色光のことをいいます。

この光を朝に浴びると、体内時計がリセットされ体を目覚めさせることができるので、けして悪い光ではないのです。

朝日をしっかりと浴びた体は、夕方ごろになると睡眠ホルモンといわれる「メラトニン」が増えだし徐々に睡眠に入る準備をしていきます。

しかし夜にスマホを見ていると、スマホから発せられるブルーライトで脳は昼間だと勘違いしてしまい、メラトニンが十分に分泌されません。

すると浅く短い質の劣る睡眠となってしまい、免疫力の低下や倦怠感を感じるだけでなく、妊娠にも影響が出てしまいます。

 

メラトニンは体を睡眠に誘うだけでなく、日々の生活で増える活性酸素を抑える役割も担っています。

活性酸素は細胞を傷つけるので、メラトニンが減ってしまうと活性酸素の働きを抑えることができず、卵子の成長が妨げられ子宮の老化を早めることにつながります。

妊娠に向けて一番必要なのは、赤ちゃんを産み育てるための体作りです。

せめて寝る一時間前にはスマホの利用をやめて、質の良い睡眠をとった方がいいでしょう。

 

次に東洋医学の子午流注(しごるちゅう)という考え方から、夜間のスマホ利用をやめ睡眠を大切にしたい理由をご紹介します。

 

 

子午流注で体内時計を整えよう

 

「子午流注」という言葉を聞いたことはありますか?

「子午」は一日の時間を十二で割って十二支をあてはめたもの、「流注」は十二臓腑の気血の流れを表しています。

子午流注とは、時間と、気血が流れて活発になる臓器の関係性を表した東洋医学流の体内時計のことで、その時間帯にどのように過ごした良いかを教えてくれています。

 

具体的には

 

寅の刻(3時~5時) 肺の時間帯  新鮮な空気を吸って肺を養うと良い

卯の刻(5時~7時) 大腸の時間帯  排便をすると良い

辰の刻(7時~9時) 胃の時間帯  食事をすると良い

巳の刻(9時~11時)  脾の時間帯  エネルギーが充実している時間帯

午の刻(11時~13時) 心の時間帯  短い昼寝をすると良い

未の刻(13時~15時) 小腸の時間帯  適度に水分をとると良い

申の刻(15時~17時) 膀胱の時間帯  勉強や仕事がはかどる時間帯

酉の刻(17時~19時) 腎の時間帯  腎を養う夕食をとると良い

戌の刻(19時~21時) 心包の時間帯  入浴すると良い

亥の刻(21~23時) 三焦の時間帯  入眠の準備をすると良い

子の刻(23~1時) 胆の時間帯  この時間までに眠りにつくのが良い

丑の刻(1~3時) 肝の時間帯  熟睡しているのが良い

 

となっています。

 

今回注目したいのは、21~3時までの「亥・子・丑」の3つの時間帯です。

 

21~23時(亥の刻)

三焦(さんしょう)の機能が活発な時間です。

三焦とは六腑の中でも最大の腑で、気や血液、水を全身に運ぶ役割を担っています。

横隔膜より上の部分の上焦、上腹部の中焦、へそより下の下焦で形成されており、脳下垂体、甲状腺、副腎のホルモンバランスにも関係しています。

そのため三焦に異常が起こると、浮腫(むくみ)や排泄異常のような症状が現れます。

各臓器の一日の疲れをとるには三焦のスムーズな働きが大切なので、この時間は内臓の働きを鎮め、就寝に備えることが重要です。

ゆったりとすごして全身を休ませましょう。

 

23~1時(子の刻)

胆の機能が活発な時間です。

消化にかかわる胆汁の新陳代謝が最も活発となり、胆汁を通して肝臓から毒素が排泄されます。

そしてこの時間には成長ホルモンが多く分泌されます。

成長ホルモンは卵胞の発育を促しているといわれ、不足すると卵子の成長や修復に影響を与えます。

そのため深い眠りに入っていることが重要です。

中国には「子の刻の睡眠を放棄するくらいなら、一度の食事を放棄したほうがずっと良い」という意味のことわざがあるくらい、この時間の睡眠は大切だと考えられています。

 

1~3時(丑の刻)

肝の機能が活発な時間帯です。

この時間も子の刻と同様、睡眠に入っていることが重要とされています。

肝では血液の解毒や修復を行い、新鮮な血液を作り出しています。

この時間に起きていると、汚れた血液が肝に戻ることができずに全身を巡ることになってしまします。

それは様々な病気をひき起こしたり、老化を早めたりするので、妊娠にとってよい結果とはなりません。

 

以上のとおり、東洋医学でも21~3時の時間帯に睡眠準備を整えて眠ることが重要だと考えられていることがよく分かります。

子午流注を参考に体内時計を整え、赤ちゃんを迎える準備をしましょう。

 

 

妊娠しやすい体を作るには、漢方薬がオススメ!

 

子午流注で養生して、さらに妊娠力を高めたいのであれば、漢方薬がおすすめです。

繰り返しになりますが、妊娠をするには土台となる体を整えることが大切です。

漢方薬で子宮の血行を良くしホルモンバランスを整えることは、妊娠しやすい体への近道です。

また、つわりのような辛い症状に対応する漢方薬もあるので、長い妊娠生活を乗り切る手助けになります。

 

さらに頭痛や冷えなど、もともとある体の不調を整えることにも漢方薬は有効です。

頭痛などは市販薬を飲めばすぐに解決するかもしれませんが、妊娠したいとお考えの方は薬の使用に抵抗があるのではないでしょうか。

漢方薬は比較的穏やかに作用し、副作用も少なめです。

体が本来持つ力を引き出し、症状を改善する本治療をすることで、体全体の調子が整うことが期待できます。

 

しかし妊娠に適さない漢方薬もありますので、ご自身の判断で服用するのは危険です。

漢方薬を使用するときには、一人ひとりの症状や体質を十分に理解し、漢方理論で分析ができる漢方の専門家に相談することが大切です。

また処方される漢方薬も、粉末状のいわゆる「エキス剤」と呼ばれるインスタントな漢方薬ではなく、生薬を煎じて飲む「煎じ薬」を処方してくれる薬局やクリニックにご相談することがおすすめです。

エキス剤は持ち運びができ飲みやすいので手軽ですが、製造の過程で薬効が減っており、生薬の力をそのまま取り込める煎じ薬との薬効の差は明らかです。

「エキス剤では効果がなかったのに、煎じ薬に変えた途端に効果が出た」というのはよく聞く話です。

 

妊娠を望まれるならまずはご近所で、しっかり話しを聞いてくれて、煎じの漢方薬を自社製造で提供してくれる薬局やクリニックでご相談してみてください。

ご近所にそのようなところが無い、コロナ感染が心配で外出したくないという場合には、私たち漢方専門なつめ薬局では遠隔相談をしているので、ぜひご連絡ください。

あなたがその手に我が子を抱くお手伝いを、誠心誠意勤めさせていただきます。

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