ホーム / なつめさんの為になる漢方ブログ /

【起立性調節障害】のメカニズム

【起立性調節障害】のメカニズム

head0050

【起立性調節障害】のメカニズム

【起立性調節障害】は、顕在化してる状況を分析すると、血液の循環機能障害です。血圧を正常にコントロールできないという事ですね。

人が立ち上がると重力の影響で血液は下半身に移動しようとします。血圧が低下しそうになるわけですね。

その為、健康な人でも立ち上がるなど急激な体位変化に伴い【立ちくらみ】や【めまい】などを起こすことがあります。

ですが、健康な人の場合は、血管を細くしたり、心臓のポンプ機能が働いたり、等で血圧が急激に変化しないように自然と対応してくれます。

これは特別な能力ではなく、皆さんが本来持っている健康を維持するチカラです。起立性調節障害の方は、このチカラ・能力が上手に機能していないんですね。

なので、立ち上がろうとしても動けないですし、体内の循環が悪いせいで、めまい、頭痛、吐き気、だるさ、動悸、失神など、様々な症状がでるのです。

もし、日常生活に支障はないけれど、これらの症状が頻繁にある方は、【漢方理論的】には【半病人】です。放置すると、学校に通えない、会社に行けない、等の人生に悪影響を及ぼす恐れがあります。今はそこまでの症状でなくても、悪化させないように早めに本質的な治療が必要です。

【起立性調節障害】の主なタイプ

起立性調節障害を血液の循環機能から見ていくといくつかのタイプに分けることができます。

  1. 体動時に血圧低下があり、強い立ちくらみとだるさを起こすタイプ(アイノー)
  2. 体動直後の血圧は正常だが、数分後に徐々に血圧が下がるタイプ
  3. 特定体位により、血液の偏りを生じ、頻脈や頭痛などを起こすタイプ(ポッツ)

です。【アイノー】とか【ポッツ】と呼ばれる事もありますね。1~3の血液循環の状況によっては【失神】するタイプ【NMS】もありますし、さらには、【うつ】【不安障害】【適応障害】などを併発するケースも多いですから、学校や仕事への影響は計り知れません。

一方で、起立性調節障害に使用するお薬というのは多くありません。血圧に焦点を当てた薬ばかりです。しかも、効果は残念ながらイマイチなんです。

起立性調節障害の薬は、なぜイマイチ効果が無いのか?

それは、起立性調節障害の本質に目を向けた薬ではないからなんです。起立性調節障害の本質に目を向けて、分析し、治療をして、初めて改善するわけです。

【起立性調節障害】の本質を分析・治療する方法

あなたや、あなたのお子さんに、起きている事を本質的に分析・治療しなければ起立性調節障害は治りません。では、本質的に分析・治療するにはどうしたら良いのでしょう?

それは、高度な医療機器のある病院を受診する事ではありませんし、上述のようなお薬を飲む事でもありません。

一般的には血圧をコントロールすることが起立性調節障害の治療のように思えます。ですが、多くの患者様に関わらせていただいて、感じるのは、この病気の本質は別の部分にあります。それは漢方理論で分析するとよくわかります。当然の本質です。古くからある漢方理論が、現代に増えている起立性調節障害の本質分析に役に立つのです。

患者さまによって、多少の違いはあるものの、本質的に共通するポイントがあります。重症化、手遅れになる前に本質的な取り組みが必要です。

あなたの本質へ、あなたの為のオーダーメイド自社製造の漢方薬でアプローチすることで、起立性調節障害は驚くほど良くなります。

私たち、【漢方専門なつめ薬局】は、起立性調節障害に長く真剣に取り組んできました。起立性調節障害は、医師・看護師の認知度が低く、検査数値に現れないという性質上、病院では理解がされず、治療方法も少ない為、昔から漢方治療を選択する人が多かった病気です。私たち漢方専門なつめ薬局は、起立性調節障害の患者さまと関わり続けたことで、今では、改善した患者さまからのご紹介で、次々とご予約が埋まっている状況です。すぐのご予約は難しいかもしれませんが、起立性調節障害でお悩みであれば、私たち漢方専門なつめ薬局に相談するというのも選択肢の一つです。

くりかえす皮むけ「落屑(らくせつ)」、なかなか治らないアトピー性皮膚炎に漢方は効く?

秋から冬にかけて乾燥が強くなると、皮膚がパラパラと剥け落ちる落屑がより気になってくるというアトピー性皮膚炎の方も多いと思います。漢方は乱れた体内のバランスを整えて体質を改善するので、繰り返す落屑でなかなか治らない皮膚の根本的な回復に繋がります。

【起立性調節障害】のメカニズム

【起立性調節障害】は、血圧を正常にコントロールできないという血液の循環機能障害です。一方で、起立性調節障害に使用するお薬というのは多くありません。血圧に焦点を当てた薬ばかりで、しかも効果は残念ながらイマイチなんです。起立性調節障害は、病院では理解されにくく、治療方法も少ない為、昔から漢方治療を選択する人が多かった病気です。起立性調節障害でお悩みであれば、私たち漢方専門なつめ薬局に相談するというのも選択肢の一つですよ!

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)をともなう不妊は漢方で体質改善!

最近ではライフスタイルの変化などにより 不妊 に悩む方はますます増えています。不妊の原因は男女双方で考えられますが、その中のひとつに…

からだの外側から訪れる、不調や病気の7つの原因

「漢方・中医学を学ぶ」第5回目は外因です。東洋医学で考える病気の原因のひとつで、自然界が身体に悪さをすると病気の原因になることについて学びます。

【不妊と漢方/札幌】赤ちゃんが欲しいと願う人必見!妊活を成功させるための食事

妊娠・出産を願う方は、何かしらの妊活に取り組んでいると思います。今回は基本に戻り、妊活における食事についてです。妊活の中でも食事は最も重要な役割を占めます。「赤ちゃんが欲しい」という目的のために、今一度ご自分の食生活について見直してみましょう。

季節と住処と【不妊】の関係とは?

以前の記事で妊娠とビタミンDの関係についてお話をしました。あなたの不妊の要因かもしれない、その大事なビタミンDですが…今回は住んでいる場所や季節によっても体内濃度に違いが出るというお話です。

メンタルや感情が病気の原因になる、東洋医学的な理由

「漢方・中医学を学ぶ」第6回目は内因と不内外因です。私たちの感情も生活習慣も病気の原因となることについて学びます。

妊活の第一歩!漢方で基礎体温を改善する

妊娠を望んでいるのになかなか恵まれずに不妊に悩んでいる方にとって、基礎体温はとても大切なカラダの情報です。また、さまざまな症状や困りごとをカラダ全体から診る…

【高プロラクチン血症】と言われたら。

高プロラクチン血症といわれたら、あなたはどうしますか?はっきりと原因がわからないことも多いですが、そんなときにも漢方もが活躍します。

43歳女性の妊娠報告。

43才の女性で、なつめ薬局のオーダーメイド漢方で治療を始めて1年くらいになる方ですが、先日、妊娠の報告をいただきました!!漢方治療は、「不妊かも??」と思った時点からすぐに始めた方がいいんです。自然妊娠の確立が高くなりますし高度生殖医療の成果も期待できるんです。

コメントは締め切りました