【起立性調節障害】の【改善】に必要な5つのポイント

【起立性調節障害】に限った話ではありませんが、人が何かの症状を改善しようとした時には、必ず生活習慣や環境を見直す必要があります。

私たち、【札幌】の【漢方専門 なつめ薬局】では、【漢方薬】を用意するだけではなく、生活習慣や置かれている環境なども改善のためには必要と考えています。

特に、『心・食・動・休・環』の5つのポイントを大切にしています。

  • 心……心の持ち方。思考の習慣
  • 食……食べ物・飲み物・お菓子類など口に入れる全ての物
  • 動……運動の習慣
  • 休……睡眠の取り方
  • 環……生活環境・仕事環境

とても基本的な事ですよね。
そうなんです。何も特別な事はしなくていいんです。
当たり前のことを当たり前にやれているかどうか?これが重要なんですね。

スポーツでも基本が大切です。
勉強でも基本が大切です。
当然、健康も基本が大切なんですね。

健康における基本とは心食動休環の5つのポイントになります。

【起立性調節障害】自分にとっての【基本】を知ることから始める

では、あなたは健康の基本はできていますか?
健康の為と思って、取り組んでいる事は正しいですか?

水はたくさん飲みなさい
食事は1日3回食べなさい
牛乳を飲みなさい
塩分は控えたほうがいい

などなど、起立性調節障害の方には適さない健康法を必要だと思ってやっていませんか?
上記の様な取り組みが必要かどうか?は、まず自分の体質把握をしなければいけません。

ですが、多くの医療機関では、体質把握はできません。
西洋医学には本質的な体質を考察する手段が無いんですね。
せいぜい、○○はありますか?△△はどうですか?程度の確認となります。
これでは本質的な体質把握はできないんです。

なつめ薬局は、『現在の状況はなぜなのか?』を把握するために、

肝・心・脾・肺・腎・胆・小腸・胃・大腸・膀胱などの働きはどうなのか?
その連携はどうなのか?
思考習慣はどのような傾向か?
食習慣はどうか?
運動習慣はどうか?
睡眠の状況は?
周りの環境はどのような状況か?
本質的なポイントはどこか?
その改善に必要な生活習慣のポイントはどこか?
それには何をしたら良いのか?

上記の流れから答えを導き出します。
その答えの検証は過去数百年にわたる漢方理論が証明してくれています。
身体の性質は、本来、このような考察を経て、初めては把握出来る事なのです。
情報があふれている時代のせいか、皆さん、惑わされてしまうわけなんです。

【起立性調節障害】どのような取り組みが必要か?人によって変わります

なつめ薬局に相談に来られた患者さまが、

『「病院(医師や看護師・薬剤師などから)で、お水をたくさん飲みなさい」と言われたから水を3リットル飲んでます。』とおっしゃっていました。
それは、その患者さんの本質的体質から見ると、病状を悪化させる取り組みでした。
現に、それを実践してから患者さまは病状が悪化し学校に全く通えない状態になっていました。

確かに、『起立性調節障害の方は水を多く飲むのが有効だ』という報告はあります。

ですが、この方は脾(消化器系)の力が極端に弱く、そもそも水を受け止める事が困難で、大量の水が体内に入ることにより、その処理にエネルギーを消耗してしまい、臓腑の機能低下を招いていたのです。

西洋医学では、病態・対処法の一般化を行います。
一般化された治療法は、たくさんの患者さまを時間の無い中でスムーズに診察・治療を行うのに有効なのですが、その一方で、一般的ではない患者さまにマイナスになる行為です。
これは、典型的な例と言えます。

医師に、看護師に、薬剤師に、言われたから…
アメブロにこう書いてあったから…
サプリメント打ってる人がこう言ってたから…
という考え方は危険なんですね。
大切なのは、自分にはどうなのか?を見極める事になります。

【起立性調節障害】の相談をするには?

起立性調節障害を改善するには、まずは、患者さまの本質的体質を把握する事が第一です。
それがあって初めて改善案・対策が出てきます。
そのために必要なのは、専門家による見立てです。

また、現実的には心食動休環の取り組みだけでは、改善が遅い為、漢方薬を一緒に服用する必要も出てきます。

この時に使う漢方薬も、起立性調節障害だから○○という漢方薬を使う。というのではなく、
本質的体質に応じて柔軟に対応できる、オーダーメイド自社製造の漢方薬が有効なのは当然の事です。

漢方専門 なつめ薬局では、今まで数えきれないほどの患者様を改善しております。
患者様の都合で途中離脱するケースもありますので100%とは言えませんが、病院治療で改善しなかった難治性の患者様がメインに訪れる中で胸を張れる治療成績となっております。

なつめ薬局での漢方治療をご希望される方は、下記よりご予約・お問い合わせをお願いします。
非常に混雑しておりますので、ご希望の日時が取れない事も多いです。
早めのご連絡をお勧めいたします。

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