漢方理論・中医学・東洋医学において子宮筋腫は「瘀血」と呼ばれる状況が関与しています。ですので、瘀血と、それに付随する状況を改善することで、子宮筋腫も改善できると考えています。
子宮筋腫は、
エストロゲンの分泌自体は20代から既に盛んになっています。
ですが、子宮筋腫と診断される方は30代以降に増加しています。
では、なぜ30代から増えるのか?
それは、子宮がん検診を受けられる方が多くなり、その際に発見されるケースが多いというのもあるでしょう。
例えば
ケーキやクッキー、ジュースにアイス…種類も豊富で、それぞれが非常に美味しい。
でも、実はこれらには身体を冷やしてしまう性質があるのです。
SNSの普及で、より情報と言う名の誘惑が身近になり、更に自分も情報を投稿し、発信するために積極的に身体を冷やすお菓子や飲料水を摂り続ける。
そのような状態で社会に出て、仕事でのストレスを抱えるようになり、じわじわじわじわとダメージが蓄積し身体に影響を及ぼし始める。
内臓が冷え、血流は徐々に悪化し(瘀血)、30代になって子宮筋腫を発症する。またはその症状が強く現れてくる…。
甘くて美味しいものが持っているのは、残念ながら将来発動する大きな罠です。
美味しい思いをして楽しんでいた当時には影響は現れなかったけれども、年齢を重ねる毎にじわりじわりと密かにダメージは蓄積していきます。
そして出来上がったのが、“瘀血の状態を抱えた子宮筋腫のできやすい身体”です。
そして更に、その瘀血と呼ばれる血行障害で子宮や卵巣の血流が悪くなれば、栄養が行き渡らず卵の質が悪くなったり、卵胞の育ちが遅くなって無排卵になる可能性もあります。
その為、瘀血の状態が続くことは、これから妊娠・出産を目指す方の身体にとって非常に好ましくない状況なのです。
如何でしょうか?
勿論、他にも様々な要因で瘀血は発生しますし、上記は一例ですが、身に覚えのある方は多いのではないでしょうか。
既に出来てしまった子宮筋腫を手術にて外科的に排除したとしても、筋腫のできやすい瘀血の状態が改善するわけではないので、再発の可能性は大きいです。
それで手術に踏み切れないという方もいらっしゃいますが、貧血や激しい生理痛を、鉄剤や鎮痛剤で閉経までごまかして生活を続けるのは大変です。
手術を選択した方にとっても、そうでない方にとっても、大切なのは子宮筋腫のできやすい体質を変える事、です。
瘀血を改善しないことには手術で根治させたとしても、再発の危険性は閉経まで付きまといます。
食生活を改善する、運動を習慣づけることでも体質は変わっていきますが、それだけではやはり長い時間が掛かります。
新しい子宮筋腫を生じさせない為の身体作り、今ある子宮筋腫をこれ以上大きくしない為の身体作りは漢方薬を服用することで可能となります。
漢方薬で瘀血と、それに関係する状況を改善し、
- 妊娠・出産の可能性を高めたい
- 生理痛や腰痛など痛みに悩まされず生活したい
- 貧血・疲れやすい身体とお別れして元気に活動したい
そんな思いを抱えている方は、煎じタイプの漢方薬、特に自社製造で煎じ漢方薬を提供している専門施設にご相談されるといいでしょう。
漢方薬の特徴は、下記のリンク先の記事でも詳しく紹介しています。参考になさってください。
→【漢方】どこで漢方治療を始めるか?病院・クリニック・薬局を選ぶときに気を付けるポイントとは?